文|カン シンウ 簡晨宇實踐師
ある鳥がある亀の背中に立ち留まった。亀が泣いているのを見て、鳥が「どうした?」と聞いた。
一隻鳥停在一隻烏龜的背上。鳥看到烏龜正在哭。鳥就問:「你怎麼啦?」
「僕は失敗者だ」亀が答えた
「我是個失敗者。」烏龜答說。
「どうして?」
「為什麼?」
「僕、動くのが遅いからだ」と、亀が言った。
「我動作很慢。」烏龜說。
「そうだね。亀さんは亀で、亀とは鈍い生物だ。」
「也是啦。你是隻烏龜,烏龜本來動作就慢啊。」
「僕はもっと速くなりたい」
「我希望我能快一點。」烏龜說。
「どうして?」
「為什麼?」
「ウサギがずっと僕のことをからかっていたからだ」
「兔子總是嘲笑我。」
「亀さんは、何年生きて行けると思うの?」
「烏龜你覺得你可以活幾年?」
「百五十年かな」
「一百五十年吧。」烏龜回說。
「じゃ、ウサギは?」
「那~,兔子呢?」
「五年くらいかな」
「五年吧。」烏龜說。
鳥が亀の背中から降り立った。
鳥從烏龜背上走下。
「なるほどね。じゃ、こう考えよう、亀さんはウサギより、百四十五年も長生きできるから、最後まで笑えるのは亀さんよ」
「原來如此,那這麼想吧,你可以比兔子多活上一百四十五年,可以笑到最後的是烏龜你啊。」
參考字彙
鳥(とり):鳥
亀(かめ):烏龜
どうした:怎麼了
どうして:為什麼
ウサギ:兔子
鈍い(のろい):動作遲鈍
からかう:戲弄、嘲笑